山梨県笛吹市にある会社の役員に金品などを不当に要求したとして警察は、指定暴力団 稲川会佐野組の幹部の男などに暴力団対策法に基づく中止命令を出しました。
警察によりますと4月16日に笛吹市内にある会社で、この会社の役員に対し指定暴力団稲川会佐野組の75歳の幹部の男が、実際には仕事に関与していないにも関わらず、「手伝ったので、金を払え」などと不当に金品などを要求したということです。
また、その場には、46歳の無職の男もいて不当な要求を助ける行為をしたということです。
会社役員からの届け出を受け警察は26日、暴力団対策法に基づき指定暴力団の幹部の男に会社役員に対して不当な要求を継続することや要求する目的で電話や面会を求めてはならないという中止命令を出しました。
また、46歳の無職の男に対しても、不当な要求の助けをしてはならないという中止命令を出しました。