ビジネスの鍵となる家庭からの土の回収方法について、中原さんは試行錯誤しています。現在は、大分市中心部のセレクトショップなどに回収ボックスを設置し、土の提供を呼びかけています。

(回収ボックス設置店関係者)「店の近辺はマンションに住まれている方が多いのでSNSで発信したらすぐ連絡があって需要はすごくあるんだなって思いました」
長年の困りから誕生した循環培養土。回収や製造に手間がかかるため、価格は割高ですが、中原さんの思いへの共感が少しずつ広がっています。

アップソイルカンパニー 中原ひとみさん:
「本当に心の底から気持ちよく園芸ができるような商品やサービスを提供していきたいと思っているので、たくさんの人が土に目をむけて土の未来を考えていく文化を作っていきたい」