福岡市医師会は現在の医療の状況について「崩壊」と表現しました。その上で、重症者に適切な医療を提供するため「症状が軽い人は平日のかかりつけ医を受診してほしい」と市民に呼びかけました。
福岡市医師会 平川勝之常任理事「入院の受け入れ、手術、急患の受け入れ、それらが止まってしまうというのは、医療崩壊と考えていいのではないか。陽性だから、濃厚接触者だからといって、医療機関に押し寄せていただくのは非常に厳しい」
福岡市医師会は3日の会見で、医療の現場ついて「医療崩壊」と表現しました。
その上で、重症者に適正な医療をより早く提供するために、「症状が軽い人は平日のかかりつけ医を受診してほしい」と市民に呼びかけました。
福岡市では、早良区の急患診療センターの体制を強化するため、7月31日から市内3か所の診療所を休診し、急患センターに医療スタッフを集約しています。
福岡市医師会は、当面は医療現場でこの状況が続くとして、お盆期間の診療に協力する医師を募っています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









