ところで、この道の駅にオートバイ神社を設置しようと考えたのは、地元のツーリング愛好者たちです。

その中の1人、石井健治さん。特別な思いでこの日を迎えました。

若桜にぎわい創出実行委員会 石井健治さん
「国道29号線というのは、昔からたくさんのライダーでにぎわっていた場所なんですけど、もっともっとゆっくりと休憩しながら滞在してもらえる拠点が若桜にも欲しいなというところで」

兵庫県姫路市から鳥取市に至る国道29号は、道幅が広くて信号も少ないことから、ライダーたちにとっては絶好のツーリングルートとなっています。

ライダー
「やっぱりいい道ですよね。僕らにとっては信号が少ないので走りやすい道です」
「山の景色や楽しい道ワインディングなどが好きで通ります」

そのライダーたちを呼び込み、地域ににぎわいを作りたい。
お隣、八頭町にはスズキ製大型バイク「隼」の聖地として知られる隼駅などの観光スポットがありますが、若桜町にはありませんでした。

そこで石井さんたちが思いついたのがオートバイ神社だったのです。