財務省は、全国の景気の状況について「緩やかに回復しつつある」として、前回の景気判断を据え置きました。一方で、北陸を含む3つの地域については、判断を下方修正しています。
財務省がまとめた4月の経済情勢報告では、全国の景気について「一部に弱さがみられる」としながらも、「緩やかに回復しつつある」との景気判断を維持しました。ただ、地域別では能登半島地震の影響を受けた北陸地域のほか、関東と東海のあわせて3つの地域で下方修正しています。
瀬戸隆一 財務大臣政務官
「令和6年能登半島地震の経済に与える影響に十分留意する必要がある」
北陸の先行きについては、「北陸応援割」などの効果もあって持ち直していくことが期待されるが、引き続き地震の影響については十分注意する必要があるとしています。
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