長男が焼身自殺

男性が被害者の会立ち上げを目指すきっかけは、高知県の橋田達夫さんでした。

橋田さんは、元妻による旧統一教会への高額献金などが原因で家庭が崩壊し、長男が焼身自殺したと実名で訴えています。

2022年12月には、濵田高知県知事と面会し、被害者の会立ち上げを報告しました。

高知県で被害者の会を発足した橋田達夫さん:
「(長男が)自殺するというのはすごくつらくて。旧統一教会を本当に解散させたい。被害者を救済する法律をつくってもらいたい一心で行動しています」


被害者の会では、週2回の午前中に電話相談を受け付けていますが、電話だけではすべての相談に対応できないため、富山市に住む男性が富山県の有志数人とホームページを開設しました。

妹が元信者の男性:
「ホームページを立ち上げればメール相談できるから。それだったら24時間いつでも相談できる体制できますんで。私のパソコンに全国からのメール相談が来てます」
毛田キャスター:
「安倍元総理銃撃事件を受けて旧統一教会の問題が浮上したと思うんですけど、それから1年半以上が経ってるわけです。今でもそういった相談は多いですか」

妹が元信者の男性:
「東京地裁に解散命令請求出しまして、あれから相談が増えてます。今まで1人で悩んでどうしたらいいかわからなかった人たちが立ち上がったんです」