2023年度の消費者物価指数は、前の年度より2.8%の上昇となりました。物価上昇はいつまで続くのでしょうか。蓮井記者の報告です。
2年続いた2%を超える物価上昇は、急速に進む円安や政府の物価高対策の終了などで収まる兆しは見えていません。
2023年度の全国の消費者物価指数は、前の年度と比べて2.8%上昇しました。特に顕著だったのは食料で、7.5%上昇、1975年度以来、48年ぶりの歴史的な伸び率でした。この2年で家計の負担は20万円以上増えたと試算されています。
歴史的な物価高を背景に、今年の賃上げ率は33年ぶりに5%を超えたものの、実質賃金は23か月連続のマイナスで、依然として支出を抑える傾向です。
原油高に加え、今年に入ってから14円ほど円安が進んでいるほか、来月には政府は電気・ガス料金の補助を終了します。
今後、物価も賃金も上がっていく経済の好循環が本当に実現するのかが焦点となります。
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