中国が影響力を強める南太平洋のソロモン諸島で17日、総選挙の投票が行われました。親中国路線の与党が政権を維持できるかが注目されています。
南太平洋のソロモン諸島で17日、50の議席を争う総選挙の投票が行われました。
ソガバレ首相率いる与党は2019年に台湾と断交して中国と国交を樹立し、2022年には安全保障協定を結ぶなど、中国との密接な関係を築いていて、今回の総選挙でも中国との関係が争点の一つとなっています。
野党陣営は中国からの資金には不透明な部分が多いと指摘していて、野党・統一党のケニロレア氏は選挙で勝利すれば対中関係を見直し、台湾との関係再構築もあり得ると述べています。
有権者からは、増え続ける中国からの資金援助による“債務の罠”に反発する声も少なくありません。
有権者
「この国には“変化”が必要です。政治システム、もしくは国会議員の“チェンジ”かもしれない。我々はそれを望んでいる」
南太平洋では今年1月にナウルも台湾と断交するなど、中国の影響力が強まっています。
AP通信によりますと、今回の総選挙の結果が判明するのは来週以降となる見込みです。
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