(大石邦彦アンカーマン)
こうした動きというのは宅配業界だけではなくて、バスやタクシーの業界にも起きているんです。
この「物流の2024年問題」を、どう乗り切っているのか聞いてみました。

まず業界大手の「つばめタクシー」は今、新卒のドライバーを積極的に採用したり、女性ドライバーも増えているそうです。
現在、名古屋市内を走っているドライバーは約2100人で、去年と比べて15%増えました。
希望者には週休3日制を導入したり、アプリを活用することで経験が少なくても効率良く仕事ができるようにしているということです。
では、バスはどうかということで、名鉄バスに聞いてみました。
ドライバーは現在1300人なんですけれども、今年度は昨年度より50%増やすことを目指しているそうです。
どうやって増やすのかというと、短時間のドライバーや外国人の採用も考えているほか、やはり賃上げで待遇面を強化して、何とか人手不足を乗り切ろうとしているそうです。

(若狭キャスター)
モノであっても人であっても、運ぶのはドライバーなので、この確保は大変だなと思う一方で、「自動運転」という技術革新があれば、打開策の一つになるのかなと思うんですが。
(大石アンカーマン)
各地で自動運転のバスの実証実験が行われたりしているんですけれども、なかなか難しい側面もあるようなんですね。
例えば岐阜市の自動運転バスの場合、ことし3月に路線バスとの接触事故が起きました。
岩手県の陸前高田市で行われた自動運転の実証実験を取材したことがあるんですが、速度が20キロぐらいで走るので渋滞が起きてしまったりとか、昆虫のトンボが横切っただけで止まってしまったりとか、いろんなトラブルもあって、導入はなかなか難しいのだということがよく分かりました。

(若狭キャスター)
自動運転も先が見えないということで、私たちにできることは、配達された宅配の荷物を確実に受け取ること、あるいは宅配ボックスなどを使うことも必要かもしれません。














