岩手県八幡平市に8月開校予定のインターナショナルスクールを運営する学校法人が1日、県や八幡平市と地域振興に向けた連携協定を結びました。
県や八幡平市と連携協定を締結したのは八幡平市安比高原に8月開校する「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」を運営する学校法人、「H.A.インターナショナルスクール」です。
1日は締結式が行われ、マイケル・ファーリー校長と達増知事、そして佐々木孝弘八幡平市長が出席しました。連携する内容は教育・文化・スポーツの振興や地域資源の活用、国際化の推進など4項目で、県との協定には東日本大震災からの復興も加えられています。学校法人のロザンナ・ウォン理事長も香港からリモートで参加し、「生徒たちが今後地域の一員として活動し、地域の皆さんと交流できることを楽しみにしている」と期待していました。
また校舎や寮の完成を祝うセレモニーも行われ、鈴木俊一財務大臣など来賓を含むおよそ90人が出席しテープカットしました。ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンは岩手ホテルアンドリゾートが、イギリスの名門私立学校「ハロウスクール」と提携して整備したもので、イギリスの教育制度にならい12歳から18歳までの7学年制の学校です。8月29日に開校する予定で、日本の小学6年生から中学3年生の学年にあたる4学年で生徒180人の入学を目標に現在も入試を行っています。最終的に900人の子どもたち受け入れるためさらに校舎と寮の建設が行われる予定です。
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