訪米中の岸田総理がノースカロライナ州でトヨタとホンダの工場を相次いで視察しました。日本企業がアメリカで雇用を生み出し経済に貢献していることを強調する狙いがあります。一方、米議会での演説や日米比3か国首脳会談後には「日本も責任を果たす覚悟がある」と強調しました。
岸田総理は、アメリカ議会の上下両院の合同会議で演説しました。
岸田総理
「ありがとうございます。日本の国会では、これほど素敵な拍手を受けることは、まずありません」
冒頭、こんな言葉で聴衆の笑いを取ったのち、アメリカがこれまで担ってきた国際秩序の維持に日本も関与していく姿勢を強調しました。
その後、初めて開かれた日本とアメリカ、フィリピンの3か国の首脳会談では、中国の威圧的な行動などに3か国が連携を強化して対応することで合意しました。
岸田総理
「引き続き米国のリーダーシップが必要不可欠であるということ、そして、そのために日本も共に責任を果たす覚悟がある」
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