アメリカンフットボールの元スター選手、O・J・シンプソン氏が10日、がんのため亡くなりました。76歳でした。
1970年代にアメリカンフットボールのスター選手として活躍したシンプソン氏は、94年に白人の元妻と知人、合わせて2人の殺害事件で起訴され、人種問題も絡み「世紀の裁判」として世界的に注目されました。シンプソン氏はこの裁判で無罪評決を受けましたが、民事裁判では殺害の責任が認定され、多額の賠償支払いを命じられました。
また、2007年には強盗や誘拐などの罪で最長禁錮33年の判決を受け、9年間服役したのち、釈放されていました。
遺族によりますと、がんを患っていたシンプソン氏は闘病の末、10日、子どもや孫に見守られる中で亡くなったということです。
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