中国に駐在する金杉憲治大使が天津市トップの陳敏爾書記と会談し、人的交流を拡大したい考えで一致しました。

陳敏爾 天津市書記
「両国の友好関係を促進することは地方としてもやるべきことです」
金杉憲治 駐中国大使
「日頃から在留邦人の安全と日系企業に対する支援に配慮していただいていることに改めて感謝を申し上げます」

日本大使館によりますと、金杉憲治大使と天津市トップ・陳敏爾書記との会談は45分にわたって行われ、人的交流を拡大したい考えで一致したということです。

また、会談の中で金杉大使は日本人の訪中手続きの円滑化を求めたほか、中国各地で日本人が拘束されていることについて懸念を表明。

一方、陳書記からは「日系企業にとっての良いビジネス環境を整えるため努力したい」とした上で、「問題があればいつでも言ってほしい」という趣旨の発言があったということです。