流通大手のイオンは今年2月までの1年間の決算で、売上高にあたる営業収益が過去最高を更新しました。
イオンが発表した去年3月から今年2月までの1年間の決算によりますと、売上高にあたる営業収益は前の年より4.8%増えて9兆5535億円となり、過去最高を更新しました。
総合スーパーをはじめとする小売事業がけん引し、最終利益は前の年に比べ2倍以上増え、446億円でした。
イオン 吉田昭夫 社長
「ナショナルブランドの値上げが相次ぎ、生活負担が高まる中でトップバリュが受け皿となり、(消費者の)プライベートブランドへのシフトが加速した。既にトップバリュは、国内大手メーカー並みの規模へと成長いたしました」
物価高が続く中、消費者の節約志向に対応した価格戦略を打ち出したことで、低価格のプライベートブランド「トップバリュ」は、年間の売上高は1兆円に達しました。
また、2025年2月期の業績予想については営業収益が初めて10兆円に達する見通しで、営業利益も過去最高を更新する見込みです。
一方、ドライバーの残業規制の強化で輸送量の減少などが懸念される「物流2024年問題」の影響について、グループ全体での物流コストは40億円増える試算で、AIによる配送ルートの最適化などで今後もコスト削減を図っていくとしています。
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