メキシコ南部で先月、学生が警察に銃撃され死亡した事件の捜査が進まないことに憤った学生らが州政府庁舎に火炎瓶をなげるなどする抗議デモがありました。
ロイター通信などによりますと、メキシコ南部ゲレロ州で8日、学生らが州政府庁舎や近くに止めてあった車両に火炎瓶を投げるなどして放火しました。先月、地元警察が小型トラックを銃撃し、教員養成大学の学生1人が死亡した事件の捜査が進まないことに抗議したものです。
事件の前日には、10年前にゲレロ州で起きた未解決事件をめぐり、政府の対応にいら立つ学生らが大統領府の扉を破壊して侵入を試み、拘束されるなど緊張が高まっていました。
ゲレロ州では2014年9月、デモに向かっていた教員養成大学の学生を乗せたバスが警察などに襲撃され、43人が行方不明になる事件が発生。43人は麻薬密売組織に引き渡され殺害されたとみられていて、その後、一部の学生の遺体が特定されたほか、当時の検察庁長官が強制失踪などの容疑で逮捕されましたが、全容は明らかになっていません。
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