■この記事を受けてヤフコメに「光源の正体」有力候補説が…

「Yahoo! ニュース」に掲載されたこの記事に、こんなコメントが投稿されました。

「幻想的なニュースだけど普通に岡山空港ANA最終便21時35分到着の誘導灯だと思う」。

観測地点から北西に約15km離れた岡山空港の誘導灯ではないかというのです。「漁火光柱」が観測された時間は、確かに最終便の到着時間と一致しています。

米田さんに問い合わせると「私も真っ先に日本海の漁船、次に空港を疑いました。しかし、氷分子が整列して鏡面を形成するとされる高度が5~7km, 光柱が観測された高度15°、これらから推測される光源までの距離が、50kmであり、空港までの距離(約15km)、日本海までの距離(約150km)のいずれとも合致しないのです。

また、空港の誘導等はカラフルですが、光柱はそうでもなく、どうも違いそうだという結論になりました。

もし、大気中の氷粒による鏡面が、高度2~3kmに形成されたとなると、空港説も真実味を帯びてきますが、それはそれでまた珍しい現象を見たことになります。氷粒の結晶が、鏡面を作るように整列する必要がありますが、気象現象が豊かな低高度では風で乱され、なかなか整列できないのです」

という回答がありました。

いずれにせよ、空中で何が起きたか断定はできないため「真相は誰にもわからない」といったところでしょうか。