8日午前10時25分ごろ、大隅半島東方沖を震源とする地震が発生し、日南市で最大震度5弱を観測しました。
いまのところ、被害の情報は入っていません。
気象庁によりますと、震源は大隅半島東方沖で震源の深さは39キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.1となっています。
各地の震度は、震度5弱が宮崎県日南市、震度4が串間市、鹿児島県大崎町と錦江町となっています。
この地震による津波の心配はありません。
(日南支局 三輪洋平カメラマン)
「午前10時27分ですが、日南市役所ですが、特に目立った混乱はありません」
(日南市民)
「ドドンと音がした。大丈夫でした。テーブルの下に隠れてくださいと言われたのでテーブルの下に座ってました」
今回の地震の特徴や今後の注意点について、京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教は。
(京都大学防災研究所 山下裕亮助教)
「南海トラフ地震とは基本的には関係がないというふうに考えていただいて結構だと思います。余震が、大きい地震が起これば、必ず続きますので、余震活動自体はそこまで今見てると活発ではないんですけれども、今後もしばらくは、ちょっと大きめの地震が起こる可能性がありますから、その時に、冷静に行動していただけるように、備えていただければそれで十分かなと思います」
宮崎県や警察・消防などによりますと今のところ被害の情報は入っていないということです。
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