イスラエルとイスラム組織ハマスによる戦闘が始まってから7日で半年となります。イスラエル軍が侵攻を続けるパレスチナ自治区ガザでの犠牲者が3万3000人を超える中、停戦に向けた交渉は停滞し、終結は見通せないままです。
ガザの保健当局によりますと、去年10月の戦闘開始以降、ガザでは3万3137人が死亡し、7万5815人がけがをしたということです。
がれきに埋まったままとみられる行方不明者も多数いて、実際の死者はさらに増える可能性が指摘されています。
また、連日続くイスラエル軍による空爆などで、国際的な機関などによる人道支援が十分にできておらず、WFP=世界食糧計画によりますと、ガザの人口のおよそ半数に当たる110万人が、飢餓の深刻さを示す指標で最悪の「壊滅的飢餓」の状態にあるということです。
こうしたなかエジプトメディアは6日、首都カイロで7日に戦闘の停止と人質の解放に向けた協議が行われる見通しだと報じました。
イスラエルとハマスの代表団のほか、仲介するアメリカやカタール、エジプトの代表が出席する見通しだということです。
ただ、恒久的な停戦を求めるハマスに対し、イスラエルはハマスの殲滅を目指す姿勢を崩しておらず、交渉がまとまるかは依然不透明な情勢です。
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