きのう発生した台湾東部を震源とする地震、今でも被害が広がっています。道路の寸断などで600人以上が孤立している花蓮県の景勝地の入り口から中継です。
「太魯閣」という花蓮県の観光地です。周辺を見渡しますと、所々で山肌が削れているのがわかります。その影響でこの辺りも砂埃が舞っているような状況です。
この先への立ち入りは制限されていて、いまも600人以上が助けを待っている状態だといいます。
また、周辺は水が出ない状況で、砂埃を掃除したくてもできないんだと、近くの土産物店や飲食店の店主らが嘆いていました。
私たちは午後からこの辺りで取材をしていますが、消防車や救急車が何度も奥に入っていったほか、ヘリも飛んでいて、当局は「既に救助活動を開始している」と明らかにしています。
夫がこの先で取り残されているという女性に話を聞いたところ、ドローンの映像で夫の無事を確認したと話していましたが、いつ戻ってくることができるのか、そのめどについてはわからないと話していました。
花蓮市ではきょうも余震が続いているほか、あすはにわか雨の可能性もあり、警戒態勢が続きます。
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