ミャンマーで実権を握る軍への武装抵抗を続ける民主派組織は、首都ネピドーにある軍の本部や基地を無人機で攻撃したと明らかにしました。3年前の軍事クーデター以降、軍の本部施設への攻撃が確認されたのは初めてです。
ミャンマーの民主派組織「NUG」=国民統一政府は4日、首都ネピドーにある軍の本部と空軍基地を複数の無人機で同時に攻撃したとする声明を出しました。
攻撃は、民主派が立ち上げた武装勢力「PDF」が実行したとしています。
3年前のクーデターで、軍が実権を握ったミャンマーでは、軍の弾圧に抵抗する武装闘争が全土に拡大。
去年10月以降は、少数民族と民主派の武装勢力による一斉攻撃が激化しており、劣勢に立つ軍側は、次々と支配地域を失っていました。
厳しい警備体制が敷かれる軍の本部施設への攻撃が確認されたのはクーデター以降初めてで、戦闘拡大による混乱は、さらに広がるおそれがあります。
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