7月2日から61時間以上にわたって生じた、KDDIの過去最大規模の通信障害。その影響は個人だけに留まらず、物流・交通など私たちの生活や、人命にまで及びました。
29日、KDDIは会見を開き、3589万人を対象に“200円”を補償する考えを明らかにしました。その総額は73億円にものぼります。
今後、大規模な通信障害が発生した場合、私たちはどうすれば良いのでしょうか?「ローミング」をキーワードに、専門家とともに考えていきます。
■総額約73億円の返金 3589万人対象に“200円”

井上貴博キャスター:
大規模な通信障害が起き、この教訓をどう生かすのか、見ていきます。
7月29日夕方、KDDI・高橋誠社長の会見が行われ、総額約73億円の返金が決まりました。
【返金】
「音声通話のみ」契約者210万人
基本使用料などから▼2日分相当を差し引く
【おわび】
スマホ契約者など3589万人
請求額から▼200円(税抜き)