■MLB ドジャース 5-4 ジャイアンツ(日本時間4日、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・大谷翔平(29)が開幕9戦目に「2番・DH」でスタメン出場し、7回の第4打席でついに“ドジャース第1号”となる本塁打を放った。本塁打は昨年の8月24日のレッズ戦で44号を放って以来。これで“MLB通算”172本塁打をマークし、日本人最多である松井秀喜氏の175本塁打にあと3本と迫った。

試合後、地元テレビ局のインタビューに「なかなか調子が上がってこなくって焦る気持ちと早く打ちたい気持ちを我慢しながら自分のスイングをしようと努めては来たのでなんとか1本でて良かったな」と安堵の表情を浮かべた。

スイングをどのように戻したかと問われると「ボールの見え方が一番大事かなと思っているので、そこが一番自分で納得出来るスタンスで構えるというところを心掛けました」と話し、「(ロバーツ)監督と話しをして“自分らしくいればそれだけでいい”っていう風に言ってもらえたので、それで気持ちが楽になりましたし、きょうこうやって結果が出て、それをまず継続して頑張りたい」と監督からかけられた言葉を語った。

移籍初アーチで大歓声を受けた本拠地のファンには「毎日毎日これだけのファンが入ってくれて凄くやりがいというか自分のエナジーをもらえると思うのでそれを自分の力に変えて今後も頑張りたい」と最後はファンの声援に手を振ってダグアウトに戻っていった。