小林製薬の「紅麹原料」が含まれたサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題を受け、自見英子消費者担当大臣は、機能性表示食品の制度の在り方を検討するため新たに対策チームを立ち上げたと発表しました。
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題を受け、林官房長官は先月29日、機能性表示食品の制度の在り方について来月末をめどに取りまとめるよう指示していました。
自見消費者担当大臣はきょう、閣議後の会見で、消費者庁内に新たに対策チームを立ち上げたと明らかにしました。
自見 消費者担当大臣
「5月末までに本制度の在り方の方向性を取りまとめるべくスピード感を持って取り組んでまいりたい」
消費者庁は、小林製薬に対し機能性表示食品として届け出ていた8製品の安全性の見直しを求めているほか、機能性表示食品を販売するおよそ1700の事業者に対しては健康被害の有無を確認するなどの緊急点検を行っています。
対策チームは、これらの結果をもとに機能性表示食品の制度の在り方を検討していくということです。
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