年度替わりで多くの人が訪れる「リサイクルショップ」。
そこには、新生活を始める人や、思い出の物を売りに来る人…、それぞれの“思い”がありました。

新潟市中央区にあるリサイクルショップ「セカンドストリート 新潟桜木インター店」は、洋服やフィギュアをはじめ、冷蔵庫・洗濯機など、およそ4万点の商品を扱い、豊富な品揃えが魅力の一つです。

新年度が始まる前、最後の週末―

午前10時に開店するとさっそく、1人の男性が大きな袋を持って、買い取りコーナーにやってきました。

「服のサイズが合わなかったので売りに来ました。愛着があっても着れないから。時期も春だし、他の人に着てもらえたらいいなというのもありまして」

年を重ねるにつれて体型も変化し、着られなくなった服と雑貨を売りに来たといいます。全て買い取り可能という査定結果が出ましたが、値段を見ながら悩み…
男性は査定した中から一部の物は持って帰ることに。
それ以外の洋服2点を2000円を超える値段で、買い取ってもらいました。

「スウェットとシュラフ(寝袋)だけ持って帰ろうかなと思います」
「もう少し痩せて着ようかなと…。新年度が始まり体を引き締めようと思います」