きょう日本赤十字社に入社された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。入社の背景には、どんな思いがあったのでしょうか。
午前8時半、皇居を出発された愛子さま。きょうは新社会人としての初めての出社日で、沿道の人たちににこやかに会釈をされていました。
日本赤十字社に嘱託職員として入社された愛子さま。きょう、抱負を述べられました。
「さきほど社長より辞令を頂き、温かいお言葉をかけて頂きまして、嬉しく思うと同時に社会人としての一歩を踏み出したのだと、身の引き締まる思いが致しました。これから社会人としての日々が始まりますが、早く職場になじみ、皆さんのお役に立てますよう頑張ってまいりたいと思っております」
辞令をもらう際、「敬宮愛子」と呼ばれたといいます。
朝、両陛下からかけられた言葉も明かされました。
「両親には『頑張っていってらっしゃい』という励ましの言葉とともに送り出して頂きました」
配属先は「青少年・ボランティア課」。
ボランティアへの関心について、愛子さまは2年前に明かされていました。
「近年、自然災害が増え、ボランティアとして被災地で活躍されている方々の様子をテレビなどの報道で目にしまして、非常に感銘を受けました」
象徴天皇制が専門の河西氏は、愛子さまの就職は「皇室の在り方」とも関係していると話します。
名古屋大学 河西秀哉 准教授
「ボランティアは、国民と苦楽をともにするという皇室の在り方に合致したものだと思います。国民と苦楽をともにする姿勢は、平成の天皇の皇室の在り方を令和も引き継いでいるわけですね。孫の世代の愛子さまにも引き継がれているということを今回示した」
平成の時代、上皇ご夫妻はたびたび被災地を訪れ、時に膝をつき、被災者の声に耳を傾けられました。その姿勢は両陛下、孫の愛子さまにも引き継がれています。
「苦難の道を歩まれている方々に思いを寄せ続けるということも、大切にしていくことができればと思っています」
愛子さまは今後、皇室の公務にも取り組む予定で、「公務と仕事の両立に努めていきたい」と気持ちを示されています。
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