来月から始まる「春の全国交通安全運動」を前に、東京・北区では、俳優の高島礼子さんが一日警察署長を務め、交通安全を呼びかけました。

きょう午前、北区で行われた警視庁の交通安全イベントで、俳優の高島礼子さんが王子警察署の一日署長を務め、地元の住民や警察官などおよそ200人が参加しました。

俳優 高島礼子さん
「面倒くさいと思わずに、遠回りしても良いですから横断歩道、歩道橋を渡るようにしてください」

高島さんはまた、夜間の外出時には明るい色や反射材のついたものを着用するよう呼びかけました。

警視庁によりますと、今年、都内の交通事故の死者数はきのうまでに34人と、去年の同じ時期に比べ8人増加しているということです。

王子署の菅原慎一署長は、「信号を守り、横断歩道を渡るなど、交通事故にあわないように気をつけてほしい」と呼びかけました。