ミャンマーで実権を握る軍は先月、導入を発表した徴兵制に基づき新たな兵士の招集を始めました。ただ、抵抗勢力との戦闘が激しくなるなかで徴兵逃れの動きも広がっています。
ミャンマー国営メディアは首都ネピドーで29日、徴兵制に基づき184人が招集され、ミャンマー軍の高官らと面会したなどと伝えました。
ミャンマー軍は先月10日に徴兵制の開始を発表し、18歳以上の国民に年齢の上限を設けたうえで、毎月5000人を招集する計画を明らかにしていました。
兵士の招集は当初、来月から始まるとみられていましたが、最大都市ヤンゴンなどでもすでに多くの市民が軍の訓練施設に送られたということです。
地元政府の関係者はJNNの取材に対し「軍によって強制的に連行されてきた人たちもいる」としています。
3年前のクーデターで実権を握ったミャンマー軍は、去年から各地で攻勢を強める少数民族や民主派の武装勢力との戦闘で劣勢に立たされています。
徴兵制の導入によって兵力の確保を急ぎたい狙いがあるとみられますが、徴兵から逃れようと密かに出国する人も急増していて混乱が広がっています。
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