空き店舗を活用し、子どもたちが思い思いに楽しい時間を過ごせる施設が高知県津野町に誕生しました。4月8日の始業式から運営がスタートします。

津野町立葉山小学校の向かい側に誕生したのは、「放課後子ども教室」です。4年ほど前から空き店舗となっていた高知信用金庫旧葉山支店をリノベーションし完成しました。葉山小学校1年生から3年生までの児童が対象で、平日の放課後や長期の休みに運営。けがをしないよう丈夫で丸みを帯びた形の机や椅子を使用したり、指導員が全体を見渡せるようになっていたりと、保護者が安心して子どもを預けられる環境が整っています。

「ここはいろいろあって楽しい部屋です」
「広くて楽しい。いっぱいきたい」
「毎日きたい」

また、町内で不登校になっている小中学生の居場所づくりにも力をいれていて、放課後前の日中も運営することにしています。

(高知信用金庫 山﨑久留美 理事長)
「子どもさんがもっといたいなとか、お母さんやお父さんを待つ時にあまり時間を感じないとか、家も楽しいし、ここも楽しい、学校も楽しいという場所になってくれたら」

(津野町 池田三男 町長)
「本当にありがたい。私たちの宝である子どもたちが、ずっとここで楽しく過ごせる。そういった施設づくりに私たちもこれからしっかりやっていきたい」

施設は、4月8日の始業式に合わせて運営を始めるということです。