JR九州は、感染拡大で乗務員の確保が難しくなったとして一部を運休している特急列車を来月6日以降は通常運行に戻す方針を示しました。
◆お盆の時期は通常に
JR九州古宮洋二社長「ご利用のお客様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。8月のお盆の時期、今出している運休の時期以降は通常に戻す」
JR九州の古宮洋二(ふるみや・ようじ)社長は会見でこのように述べ、27日から一部運休している特急列車を来月6日以降は通常運行に戻す方針を示しました。
◆53人業務できず120本が運休
JR九州は新型コロナの感染拡大で乗務員の人繰りがつかなくなり、来月5日までの10日間で計120本を運休すると発表していました。
感染や濃厚接触で業務ができない状態の運転士などは、28日時点で53人にのぼるということですが、経験者を再教育するなどして運行にあたらせるということです。
一方、今年度の収入は今月までに508億円で、前の年と比べると147%ですが、コロナ禍以前と比べると73.1%にとどまっています。
感染の拡大で、特に今月半ば以降、利用客の伸びが鈍っているということです。
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