中国商務省は28日、オーストラリア産ワインへの制裁関税を解除すると発表しました。解除は29日からで、両国の関係改善の動きが目立っています。
中国は2020年、オーストラリアが新型コロナウイルスの発生源について独立した調査を求めたことに反発し、対抗措置の一つとしてオーストラリア産のワインに反ダンピング関税を課してきました。しかし、去年11月に中国で行われた首脳会談で関係改善が進み、中国側が制裁関税の見直しに向けて調査していました。
中国商務省の何亜東報道官は28日の記者会見で、制裁関税の解除について「貿易関係の安定と健全な発展を共に促進したい」と述べました。
今月20日には王毅外相が中国の外相として7年ぶりにオーストラリアを訪問し、アルバニージー首相やウォン外相と相次いで会談するなど、関係改善の動きが目立っています。
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