資源を有効に活用する循環型社会を目指して高知県は25日、環境に配慮したリサイクル製品を扱っている県内の企業に認定証を贈りました。

県は、資源を有効に活用する「循環型社会」を目指して、県内でリサイクル製品の製造・加工や環境に配慮した取り組みを行っている企業に認定証を交付する制度を2004年度に設けています。

これまでに認定を受けたのは県内の製品や企業など44件です。
25日に行われた交付式には県内の建設会社や和紙の製造会社など4つの企業の代表が出席し、それぞれに認定証が手渡されました。このうち宿毛市のグリーン・エネルギー研究所は林業の際、作業道に敷き詰める「路盤材」を開発・製造していて、枝や樹皮などを燃やした灰で作ったことから今回、認定されました。

(グリーン・エネルギー研究所 永野正朗社長)
「認定されたことで非常にうれしく思っております。安全性や使用効果が、認定品ということで安心して使用してもらえると思っている」

県は今後も制度の周知徹底を図り企業の取り組みを後押ししていきたい考えです。