環境省は外国人観光客などを呼び込むため、国立公園内にホテルや旅館を誘致するモデル事業の地区に十和田八幡平国立公園の「休屋・休平地区」を選定したと発表しました。
環境省は、貴重な国立公園の自然を観光資源に活用できていないなどといった指摘を受け、国立公園の中にホテルや旅館を誘致するモデル事業を始めることにしています。
モデル事業の対象には、これまでに4つの国立公園が挙げられていましたが、環境省は25日、その中からモデル事業の第一弾として、秋田県と青森県にまたがる十和田八幡平国立公園の十和田湖地域にある「休屋・休平地区」を選定したと発表しました。
環境省は選んだ理由について、この地区では廃屋が撤去された跡地を環境省が保有していて、土地が活用しやすいことに加えて、十和田市などの自治体が積極的に国立公園の活用について議論をしているためなどとしています。
環境省と自治体は今後、具体的に宿泊施設の誘致の検討などを進め、2026年度に誘致する事業者を決定する予定です。
環境省は、ほかの対象の国立公園についても引き続き検討を行った上で、追加でモデル事業の拠点を選ぶ予定だということです。
注目の記事
「なめまわし皮膚炎」ガサガサ唇なめないで!冬に増える乾燥トラブル 幼児や小学生なりやすい?

東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本

夢のマイホーム建たぬまま...住宅メーカーが"突然破産" 残ったのは2000万円超のローン返済「生活が成り立たない。想像を絶するつらさ」

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応









