16年ぶりの新たなリーダーは自民・公明推薦で無所属・新人の木村敬(きむらたかし)元副知事に決まりました。
どのような熊本になるのか、自民党からは早速注文が出ています。

「おはようございます」
県知事選から一夜明け木村さんの姿は熊本市にありました。
木村敬さん「熊本新時代共に未来へ。一緒に未来を作って参りましょう」
初めて街頭演説をした場所に戻り新たな知事としての決意を語りました。

昨夜、陣営が集まるホテルに木村さんが現れたのは投票が終了する30分前の午後7時半。選挙戦での厳しい表情から打って変わり支援者とにこやかに握手を交わす姿からは自信が感じ取れました。
そして…午後8時。
報道各社が報じた「木村さん当選確実」に会場が沸きます。

木村敬氏「この今の熊本県の流れを止めてはいけない。より強くより大きくしていきたい、この1点」
「蒲島県政の良き流れを継承する」と17日間訴え続けてきた木村さん。その蒲島知事も選挙戦ではマイクを握り、きのうは出張先の名古屋から会場に駆けつけました。
蒲島知事「熊本にとっても最高の人材を得ることができたと思っています」

教え子の知事誕生に笑みがこぼれます。ただ当選への道のりは容易ではありませんでした。副知事だったとはいえ知名度不足は否めず事前の情勢調査では厳しい結果が相次ぎました。
そこをカバーしたのが自民党の組織力でした。選挙戦では街頭演説の場所を用意し、そこには自民党議員たちの支援者を集め浸透を図ります。

結果的には約9万5000票差、自民党県連が木村さん勝利への大きな土台を作った形です。その自民党県連からは冗談を交えながらも早速注文が…
自民党県連 前川收会長「是非、守ってもらいたいことが2つあります。1つは職員を怒らないという蒲島さんが得意だった、あの人間性。これは是非継承してもらいたい。もう1つはお好きだと聞いていますが、あんまり(お酒を)飲みすぎない」

そして…
前川会長「私も約束をします。私たち自民党は木村敬さんの精神の自由を奪うことはありません」
その上で、自民党の政党としての役割は議会で果たしていくとしました。

一方、3度目の挑戦となった元熊本市長の幸山政史(こうやま せいし)さんは「オール県民党」を旗印に立憲民主党など野党から自主的な支援を受けて戦いましたが及びませんでした。
幸山政史氏「私の力不足であるというところでの結果でありますが、この県民党としての県民の手に県政を取り戻すという、この戦い自体は決して間違いではなかったと」

また、毛利さん、宮川さんも及びませんでした。
新たな県政は来月から始動します。














