全国各地で感染者数の過去最多更新が相次ぐ中、鳥取県の米子保健所管内でも27日、過去最多となる390人の感染が発表されています。
米子市内にある無料PCR検査会場を訪ねると…
薄井靖代キャスター
「米子港にあるPCR検査場です。昼を過ぎても続々と車が入ってきます」
この日は朝から夜まで1日の予約はほぼ埋まり、検査数は、およそ500件に上りました。
検査場スタッフは
「ドライブスルーの車1台に4、5人乗られてこられる方もおられるので、非常に忙しいです」
米子エリアでの感染者数急増。背景には何があるのでしょうか。
PCR検査に協力する「R0」の藤井政至医師に聞きました。
R0 藤井政至 医師
「検査の件数自体は、ずっと増えてはいないんですけど、陽性となる陽性率が高くなってきています」
無料PCR検査の場合、これまで1%ほどだった陽性率が、今は、地域によっては10%を超えているところもあると言います。
藤井医師は、その理由のひとつに、検査対象の変化が考えられると指摘します。
R0 藤井政至 医師
「今回は、外来患者を検査する医療機関からの依頼が多いです。症状が出てから検査をして、陽性になるというようなケースが多いんじゃないでしょうか」
BA.5に感染した場合、高熱になるなど症状が重いと言われています。
現在は、症状がすでに出ている人からの検査数が増えているため、陽性率も急激に上がっていると推測しています。
こうした中、米子市は、保育施設での感染が相次いでいることをうけ、家庭で保育が可能な人には登園を控えるよう保護者に呼び掛けることを決めました
注目の記事
「野球のために始めてみたら…」体重の2倍以上165キロ持ち上げ 島の高校生がパワーリフティング日本一

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体

当時24歳・雑誌記者の辻出紀子さん行方不明から27年… 両親らが情報提供呼びかけ 警察官のべ3万9000人以上が捜査にあたるも有力情報は得られず 三重・伊勢市

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】









