物流業界の2024年問題について、トラックドライバーの労働時間の改善などを検討する会議が青森市で開かれ、国や事業者が意見を交わしました。
協議会では、県トラック協会が会員事業者を対象に2023年に実施した実態調査の結果について説明されました。
トラックドライバーは、4月から年間の時間外労働が960時間、1日の拘束時間は最大で15時間に制限されます。
運送事業者は、運賃の引き上げや労働時間の短縮などについて荷主との交渉が必要となりますが、4割の事業者が交渉していないと回答しています。
東北運輸局・石谷俊史局長
「(荷主や国民などの)皆さまに理解をして進めていかなければ、4月1日以降に物流が滞ってしまう」
協議会では引き続き、デジタル化による待機時間の短縮などに取り組むとしています。














