ベトナムの大学に「宮崎クラス」という宮崎の農業について学ぶコースが設けられているのですが、現在、その1期生が宮崎を訪れています。
25日は、県庁で歓迎セレモニーが行われました。

県は、農業人材の確保や育成を目指そうとベトナムの国立農業大学と連携合意を結んでいて、大学内には宮崎で農業の実習を希望する人のための「宮崎クラス」が設置されています。

およそ半年間、宮崎の農業の特色や文化を学んできた「宮崎クラス」の1期生13人は、2月から、順次、宮崎入りし、県内4つの農業法人で実習を始めています。

25日は、県庁で実習生の歓迎セレモニーが開かれ、河野知事が「全国トップクラスの農業県でもあるので、しっかり研修をしていろんなことを学んでほしい」と激励しました。

(レクストで実習中の技能実習生)
「3年間の実習期間のあとも期間を伸ばして働きたい。その後はベトナムに帰って、実習での経験を生かして、経営者になって農業をやりたい」

(技能実習生を受け入れる・レクスト 長友浩人社長)
「受け入れ自体が初めて技能実習生を入れるので、2人をみていたら、とてもなじみも早くて、几帳面で器用なので、すごく将来にあたって期待している」

「宮崎クラス」の1期生13人は、およそ3年間、技能実習生としてそれぞれの農業法人で働くということです。