ロシアの首都モスクワ郊外で起きた銃乱射テロ事件で、ロシア連邦捜査委員会は拘束した実行犯らの取り調べを本格化させています。

ロシア連邦捜査委員会は24日、モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射テロ事件の死者が137人に増えたと明らかにしました。

拘束された実行犯4人の取り調べを本格化させ、近く逮捕の手続きを取る予定だとしています。

ロシアで24日は「追悼の日」とされ、街中の大型モニターなどはすべてろうそくの画像とともに「われわれは悼む」とのメッセージを出しました。

一方、ウクライナの首都キーウや西部リビウなどでは、ロシア軍によるミサイル攻撃がありました。

ウクライナ空軍は巡航ミサイル18発や無人機を破壊したとしています。

さらに、ポーランドの国防相は“ロシア軍のミサイル1発が、ポーランドの領空に39秒間侵入した”と発表、ミサイルはレーダーによって監視され、ウクライナ領空に戻ったということです。