■MLBオープン戦 ドジャースーエンゼルス(日本時間25日、ドジャースタジアム)

ドジャース大谷翔平(29)が本拠地・ドジャースタジアムで初試合、「2番・DH」でスタメン出場し、2打数無安打1四球だった。

メジャー史上初の韓国開催のソウルシリーズでは10打数3安打2打点、打率.300だった大谷。アメリカに戻ってきて、本拠地ドジャースタジアムでの初ゲーム、古巣エンゼルスとの試合となった。試合にはエンゼルス時代に仲の良かったP.サンドバル(27)と談笑し、M.トラウト(31)とは握手を交わし、笑顔でハグをしていた。

この日も1番・M.ベッツ(31)、2番・大谷、3番・F.フリーマン(34)の不動の上位打線。1回、第1打席に入る前にはキャッチャーのL.オホッピー(24)にタッチして、挨拶を交わし打席へ。カウント0-1から外角低めの変化球を逆方向に弾き返したが打球が高く上がってしまい、レフトフライに倒れた。ベンチに戻る際にはキャニングの横を通り、大谷は苦笑い、打ち取ったキャニングが笑顔を見せていた。

3対0とリードした2回、2死二、三塁で大谷の第2打席、エンゼルス2人目、H.セイグ(25)と対戦。外角中心の攻めとなり、大谷もボール球をしっかり見極め、カウント1-3から四球、大谷は実戦で27打席ぶりの四球を選んだ。満塁とチャンスを広げると続く3番・フリーマンも押し出しの四球。強力な上位打線はボール球に手を出さず、相手投手を苦しめた。

4回、第3打席、一度、マウンドを降りたキャニングが再び登板、2度目の対戦。カウント1-3から外角低めの変化球を狙ったが、自打球となり、苦悶の表情を浮かべた。最後は外角高めの変化球に空振り三振。大谷は7回に代打を送られ交代、2打数無安打1四球だった。

そして、開幕2戦目を前に違法賭博に関与した疑いなどが浮上した水原一平通訳(39)が解雇されて退団、それについて明日(日本時間26日)、大谷が初めて取材に応じる事になった。

【大谷翔平・オープン戦】※〇の数字は打点
2月28日 見逃し三振、二ゴロ併殺打、左本塁打②
3月2日 四球、右安①、四球
3月4日 右安、中3塁打①、右安①
3月6日 空振り三振、見逃し三振、中飛
3月7日 遊内野安打、中安①、四球
3月9日 左飛、左飛 ※試合は降雨ノーゲーム
3月11日 見逃し三振、四球、一ゴロ、右二塁打①
3月13日 右安、右安、空振り三振、左本塁打②
3月14日 右飛、見逃し三振、見逃し三振

■プレシーズンゲーム
3月17日 空振り三振、空振り三振
3月18日 三邪飛、左飛、二ゴロ

■開幕戦 ソウルシリーズ
3月20日 遊ゴロ、右安、三ゴロ、投ゴロ、左安①
3月21日 右安、右犠飛①、投ゴロ、右直、右飛、一ゴロ

■オープン戦
3月25日 左飛、四球、空振り三振