学生たちの交流や育成に生かしてもらおうと、新潟県長岡市の米菓メーカーが地元の大学に寄付金を贈りました。
長岡技術科学大学に200万円の寄付金を贈ったのは、長岡市の『岩塚製菓』です。

米どころ新潟の農業を支えようと、これまでも手を取り合って研究を進めてきた長岡技術科学大学と岩塚製菓。現在も、せんべいやあられなどの米菓を作る際に出る米のとぎ汁や削りかすを活用し、堆肥を作る資源循環のプロジェクトを産学官で進めています。

長岡技術科学大学 鎌土重晴 学長
「我々は産学連携ということをうたっている。その成果をモデルケースとして海外にも展開する、そのための魅力づくりをやっていきたい」
岩塚製菓 槇大介 代表取締役社長COO
「地元の長岡の大学が元気になるということは、長岡そのものが元気になるということだと思うので、そこにつながるのが一番」
寄付金は2026年に長岡技術科学大学が開学50周年を迎えるのにあたり、学生らの交流スペースの整備や地域産業の活性化を目指す記念事業に生かされるということです。