家族はどうする? 接種回数が分からない人は?

ホランキャスター:
来場者の家族についてはいかがですか。

国際医療福祉大学 松本哲哉 主任教授:
基本的には、免疫を持ってる人は発症しないんです。ワクチンを2回打ってる人は、もう発症しません。既に感染した人は、(新たに)感染しないんですよ。

もしご家族の中でそういう人がいたとしても、例えば、ワクチンを2回打ってる人や既に感染したことがある人は大丈夫だと思います

ただし、「ワクチンを何回打ったか分からない」「打っていないかもしれない」という人は、まず母子手帳を確認していただく、あるいは自分の親に聞いてもいいと思います。自分は麻しん(はしか)のワクチンを何回打っているかを確認して、あるいは感染してないかどうかということ。

もしかしたらということもあるので、その場合は10日間から2週間くらいは、少し離れておくなど(の措置を)。極端な話ですが、家族の中で感染してはいけないような人がいる場合ですね。念のため、気を遣った方がいいと思います。

TBSスペシャルコメンテーター星浩さん:
(私が思うのは)一つは厚労省が心配してるワクチンが足りない、これをどうやって確保するかということ。

他には、松本先生が言われたような、情報をしっかりと提供するということですよね。特にコロナの期間でワクチンを打ってない人たちが少しいるので、それに対してどう手当をしていくか、かなりPRが必要だと思います。

井上キャスター:
どうしても「あれ、はしかって昔の病気なんじゃないの?」という方もいらっしゃると思います。でも、厚生労働省のホームページなどでも詳しく書いてあるので、まず情報を取るということですね。

国際医療福祉大学 松本哲哉 主任教授:
日本にはまだ少ないんですよ。ただ、海外には多くいます。なので、今後重要なのは海外旅行かと思います。