嘉手納基地近くで航空機の事故が起き、日米の関係機関が合同で対処する事態を想定した訓練が行われました。
この訓練は2004年に起きた沖縄国際大学へのヘリ墜落事故をきっかけに、2007年から実施されているものです。

訓練はアメリカ空軍の航空機が嘉手納基地に近いマリーナで事故を起こし、軍関係者や地域住民に負傷者が出たとの想定で行われ、日米18の機関が消火活動や救助活動の場面で連携を確認しました。
米空軍第18施設群司令官 ジャスティン・モリソン大佐
「今日のような訓練は、将来事故が起きた場合に備えるうえで役に立つ」

日米当局は今後もこうした訓練を通して、緊急時の連携を確認していくとしています。