去年10月~12月の長崎県内の宿泊者数は前の年よりやや減少したものの、コロナ禍前とほぼ同じ水準まで回復したことが分かりました。
長崎県によりますと、去年10月~12月までに県内190の宿泊施設を利用した人はおよそ143万人で、前の年の同じ時期と比べて1.5ポイント減少しました。
おととしは全国旅行支援の開始などで旅行需要が回復し宿泊者数が多かったことが背景にあると見られており、コロナ禍前の2019年度との比較では2.5ポイントの増とほぼ同じ水準まで回復しています。
県内の主な観光施設の利用者数も151万人と前年同時期と比べ2.1ポイント減少していますが、おととし新型コロナ流行下で行われた施設利用の割引などが影響していると分析されています。