■大相撲春場所・千秋楽(24日、エディオンアリーナ大阪)

大相撲春場所の三賞選考委員会が行われ、優勝争い2敗で単独トップの尊富士(24・伊勢ヶ濱)と3敗で追う大の里(23・二所ノ関)が敢闘賞と技能賞を獲得することが決まった。

さらに尊富士と大の里のうち優勝した方に殊勲賞も与えられ、どちらかが三賞“トリプル受賞”となる。

110年ぶりの新入幕Vへ「あと1勝」としている前頭17枚目の尊富士は、前日の取組で右足を負傷するも、師匠・伊勢ヶ濱親方によると千秋楽“出場”の方向で調整しているという。

出場となれば“世紀の優勝”へ、前頭6枚目・豪ノ山(25・武隈)と運命の一番を迎える。