日本サッカー協会は22日、26日に行われる予定だったワールドカップのアジア2次予選、北朝鮮対日本の試合の中止を発表した。アジアサッカー連盟(AFC)が 国際サッカー連盟(FIFA)と協議し「当初の予定通り平壌もしくは中立地で開催されないことを決定」、この日通達を受けた。

同試合は当初、26日に北朝鮮の平壌で開催される予定だったが、アジアサッカー連盟(AFC)がこの日、「予期せぬ事情により予定通り開催されない」と発表していた。

日本サッカー協会によると「本試合の取り扱いに関しては今後、FIFA の然るべき委員会に付託され、さらなる決定が下される」という。

これを受け、この日千葉市内で練習をしていた日本代表は22日をもってチームを解散した。

北朝鮮での試合開催においては、2月に行われた女子のパリ五輪出場権を懸けたアジア最終予選の第1戦も、開催地が平壌から中立地のサウジアラビアに変更されていた。

■森保一監督 コメント
昨日の試合において気になった点や改善点を修正する機会がなくなったことと、次の試合でより多くの選手を起用できなくなったことは残念に思います。
また今回、所属クラブでタフなシーズンを送っている中、招集に応じてくれた選手たちが厳しい状況の中でも常にポジティブな姿勢をもって活動に臨んでくれたことに感謝しています。
日本代表の活動は今後も続きますし、これまでの積み上げをベースにチームとしてさらなる向上を目指します。