名護市の沖縄工業高等専門学校で卒業式が行われ、合わせて167人が学び舎を巣立ちました。
19日に沖縄高専で開かれた卒業式には、機械システム工学科や情報通信システム工学科など4つの学科で学んだ139人と、学科のあとさらに2年間の専攻科に進んだ修了生28人の合わせて167人が出席しました。

式典では、卒業生を代表して機械システム工学科の貞包空海さんがあいさつに立ち、「沖縄高専で得た知識と技術を生かしより良い未来を築けるよう今後も更なる努力を続けていきますと」と決意を述べました。
沖縄高専の専攻科に進学・浅野光咲さん
「沖縄の良さを県外の方にも伝えていけたり、沖縄の生物の豊かさとか、そういったことを生かせるような魅力を伝えていけるような職業に就けたらなと思ってます」
大学に進学予定のマレーシアからの留学生
「マレーシアで日本と関係がある会社で働いて、マレーシアと日本との架け橋になりたいです」

沖縄高専によりますと卒業生と修了生のおよそ6割が県内外の企業に就職し、残りは大学や大学院などに進学する予定だということです。