当時飛んでいた航空機はYS-11。『ワイエスじゅういち』と呼ばれていました。日本の国産旅客機です。

今のようなボーディングブリッジがなかったので、皆さん飛行機まで地上を歩いて行ってました。今でも飛行機が好きな人の中には『こっちがいい』という人もいるようです。

今は機首をターミナルビル側に向けて停めるのが一般的ですが、当時はボーディングブリッジを使わないので、建物に機体の横側を向けて停まってたんですね。2機が縦に停められています。2機の『縦列駐機』は、今の長崎空港ではほぼ見ることができない光景です。

再び待合室の写真です。掛け時計を拡大して見ると、時間は午前9時半前です。現在の長崎空港だとかなり込み合う時間帯です。今の空港ってなんとなくあわただしさもありますが、この時代の空港ロビーってのんびりした雰囲気もありますね。これも時代の違いでしょうか?

昭和の時代、飛行機を使った旅はまだまだ特別感のある高級なものでした。LCCなども普及し、庶民が日常的に航空機を利用する時代からは考えられない風景でした。