青森県むつ市は、不登校の子どもたちを支援するコンピューター上の仮想空間「メタバース」での学習活動を公開しました。

むつ市の山本知也市長が、パソコンで公開した「メタバース」空間での学習活動です。

市によりますと、昨年度、市内で不登校だった児童と生徒は96人で、このうち半数以上が学校や相談機関などとつながっていません。

このため市では来年度、メタバース上に教育相談室の開設や学習コンテンツを整備し、子どもたちの居場所作りを行います。

むつ市・山本知也市長
「これをきっかけにメタバース上の教育相談室、その次は実際の教育相談室、その次は学校に行って、先生と楽しく授業を受けてもらうそのことが最後の目標なので、その入口として用意させていただいている」

市では効果を検証した上で、2025年度以降の本格導入を検討することにしています。