今年確認された山梨県内の電話詐欺は2月までに1612万円で、前の年の6.7倍に上っています。
被害は高齢者だけでなく、若い世代にも広がっています。

犯人:
「もしもしおはようございます。私、〇〇市役所健康保険課マツダと申します」「医療費のお戻しの件に関しての申請書なんですけれども、お出ししていただければお振込みさせていただいたのですが」
これは警察が公開した電話詐欺の手口の実際の電話です。去年10月、市役所職員をかたり固定電話に「還付金がある」と着信がありました。
犯人:
「〇〇さんにお戻しできる金額ですが2万3368円ございまして申請書の提出がされていないため今現在、役所での手続きが滞っている状態です」
「期限外のお手続きに関しましては厚生労働省指定の各銀行でお手続きができるようになりましたので、こちらをご案内させていただきます」
銀行で手続きをすれば、還付金が受け取れるかのように騙し、ATMへと誘導します。
この手口の被害者は今、高齢者だけではないのです。
山梨県警 生活安全企画課 内藤伸治課長補佐:
「一番お金を使う世代に『還付金が返ってくる』という話があれば、うれしくなる、欲しくなるということで、どうしてもお金欲しさでATMに行って手続きをしてしまう」
先月までに確認された県内10件の被害のうち65歳未満が半数を占めているのです。
山梨県警 生活安全企画課 内藤伸治課長補佐:
「昨年の被害で高齢者が占める割合は78%、約8割に近かったが、若い世代50代、40代の被害が増えているのが特徴。高齢者だけではない、働いている世代も狙われている」
警察は市役所や年金事務所が、ATMで手続きがあるなどと話をした時点で詐欺を疑うよう注意を呼び掛けています。














