本格的な夏休みシーズン突入。
夏と言えばやはり海ですが、全国各地で水難事故が相次いでいます。
そこで、ライフセーバーに、海での注意点を聞きました。
一方で、ライフセーバーにもコロナの影が・・・。
26日、鳥取県米子市の和田小学校。
もはや恒例となった、リモート形式での終業式が行われました。
図書室から福田哲周校長が全校児童に向け挨拶をした後、各学年の代表が、1学期で頑張ったことを発表しました。
そして、1年生は初めて通知表を受け取りました。
1年生
「(1学期は)国語の言葉を頑張った。」
記者
「初めての夏休みどう?」
1年生
「嬉しい」「楽しみ」
和田小学校 福田哲周校長
「今年は制限があまりない夏休みということで、色々な体験とか、家族で旅行とか、感染対策に気を付けながらやってほいい」
いよいよあすから夏休み。夏と言えばやっぱり海!
キャスター 木嶋雄大
「米子市の皆生温泉海遊ビーチです。平日ですが、海水浴客があちら、そしてこちらと、海水浴場は賑わっています」
しかし、海は危険と隣り合わせです。
山陰地方では、7月23日に浜田市の国府海水浴場で、7月24日に米子市の弓ケ浜海岸で、相次いで水難事故が発生しました。
皆生ライフセービングクラブ 野嶋 功理事長
「(弓ヶ浜海岸での事故現場は)砂の浸食を防ぐための突堤なんですけれども、そこに挟まれたところに波が入ってくると、逃げ場を失った波が1か所にかたまるっていうことで」
楽しくそして安全に海で楽しむための心構えとは?ライフセーバーに聞きました。
まずは、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ「離岸流」に注意が必要です。
また、ライフジャケットを身に着けておくこと、おぼれている人を見つけた時は1人ではなく、周りに協力を求めるべきといいます。
そして・・・。
皆生ライフセービングクラブ 野嶋 功理事長
「特に初めて行かれる所で遊泳される場合には、ライフセーバーに、ビーチの特性や気を付けることについて質問していただいて、環境を知ると」
その海水浴場を知り尽くしたライフセーバーから情報を得ることも大切です。
ただ、そのライフセーバーにも、新型コロナの第7波の影響が…。
皆生ライフセービングクラブ 野嶋 功理事長
「濃厚接触者的な立ち位置でいるメンバーが(海水浴場に)出にくいというのも出てきてますので、シフトを組むのが厳しい状況は続いています」
感染拡大によるライフセーバー不足の懸念です。
皆生ライフセービングクラブでは、少人数で監視することになれば、通常よりも遊泳区域を狭めて対応するということです。
本格化する夏休みシーズン、楽しみながらも、緊張感を持つことが大切です。
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