去年の富山県内の少年非行や子どもの性被害状況が発表され児童ポルノ事件の摘発件数は31件と過去5年で最高となったことがわかりました。

富山県警察本部のまとめによりますと県内で去年1年間に刑法犯として摘発された少年の数は147人で前の年から1人増えました。

このうち窃盗犯が63人ともっとも多く次いで器物損壊や住居侵入などのその他、暴行などの粗暴犯となっていておよそ半数を高校生が占めています。

また、県内の児童ポルノ事件では1人で複数の犯行に及んだケースもあり過去5年で最も多い31件が摘発されています。このほかSNSが原因で強制性交などの被害を受けた児童が2人確認されました。

県警は、子どもの性被害が高水準で推移しているとして啓発活動や学校などとの連携を強化していきたいとしています。